コガソフトウェア、生活習慣病管理料の算定要件対応ヘルスケアサービス開始
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健康アプリを提供するコガソフトウェア(東京・台東区)は10月20日、生活習慣病管理料の算定要件に対応するヘルスケアサービス「ライフケアコンパス」の提供を開始したと発表した。
「ライフケアコンパス」は、生活習慣病管理料の算定にかかる療養計画書の作成や、運動機能測定などの事務手続きを支援するサービス。事務手続き支援のほか、血圧、体重といったPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)の記録、運動療法の提案生などの活習慣指導を支援する。
生活習慣病は、2024年6月1日施行の診療報酬改定で、特定疾患療養管理料から除外され、生活習慣病管理料(II)に見直しされた。そのため、医療機関では療養計画書の作成と患者説明、同意署名が必要になるなどの診療報酬算定で大幅に事務手続きが増加した。
コガソフトウェアでは、今回のサービスで、生活習慣病管理料(I)(II)の算定にかかる事務手続きを支援しつつ、同社が着目する投薬に頼らず運動で健康増進を図るEIM(エクササイズ・イズ・メディシン、運動は薬)の勧奨について、医療機関に協力を求めることで、健康無関心層へのアプローチを図るとしている。