レイヤード、電子カルテ入力の省力化推進でAIカルテ作成支援サービス販売
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医療向けクラウドサービス事業などのレイヤード（福岡市）は10月1日、pipon（ピポン、東京・中央区）が開発したAI（人工知能）のカルテ作成支援サービス「ボイスチャート（アルファ版）」の販売を開始したと発表した。
「ボイスチャート」は、医師と患者の診察時の会話を録音し、AIで自動的に「SOAP」形式のカルテのテキストを生成するサービス。
レイヤードは、ウェブ問診システム「Symview（シムビュー）」を販売する。システムはメーカーの電子カルテと連携し、ウェブ問診で収集した情報を電子カルテに反映が可能。そのため、カルテ入力作業を省力化できる。
一方で、診察室で医師と患者が対話する問診では一定のカルテ入力が必要となっていた。そこで、「ボイスチャート」を活用によって、電子カルテの省力化がさらに可能になるとみて、取り扱いを決めた。
同社では今後、piponと協力し「ボイスチャート」の医療現場での導入を支援するとともに、利用者の声を聞き「Symview」との製品連携を検討するとしている。
