データシード、生亀日大准教授に医療従事者向け統計解析ソフト開発を業務委託
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統計学コンサルティングのデータシード(東京・葛飾区)は8月9日、医療従事者向けの統計解析ソフト開発で、生亀清貴・日本大学経済学部准教授と業務委託契約を締結したと発表した。
データシードでは、生亀准教授に開発を進めるプログラミング言語「R」をベースとした統計解析ソフトの開発を委託する。具体的には、学会発表や論文投稿時に必要となるグラフを、「R」言語のプログラムを書かずにクリックのみで容易に作成が可能になるソフトを制作する。開発した統計解析ソフトは誰もがフリーで使える状態で提供する予定。
生亀准教授は誤った解析結果を防ぐために、統計学の数理的な側面を理解することで、統計的な思考力を養い、統計リテラシーを身に付ける教育を行っている。統計解析は、主に計算機を使い、プログラミングなどのITスキルを同時に身につける教育も実施する。
データシードは、医療従事者が論文投稿を最短で達成するための統計ソリューションを提供しており、日々の業務で手一杯の医療従事者が最先端の研究を担い、データを論文化する時間と労力の捻出に苦心している社会的課題を、統計学の視点から解決するサービスを今回の取り組みを通じて提供したい考え。