ヘンリー、中小病院向けクラウド電子カルテに生成AI文書生成機能 カルテ原案を自動提案

電子カルテを手掛けるヘンリー(東京・品川区)は3月6日、中小病院向けクラウド型レセコン一体電子カルテ「Henry(ヘンリー)」で、生成AI(人工知能)を活用した「文書生成支援機能」の提供を開始すると発表した。

新機能は、診察中の対話から、AIがカルテ記載に必要な情報を抽出し、診察内容の要約とSOAP(主観、客観、評価、計画)形式など構造化されたカルテ原案の自動生成し、提案する。厚生労働省、総務省、経済産業省の「3省2ガイドライン」、総務省・経産省の「AI事業者ガイドライン」に対応しており、入力された情報は国内で処理され学習も行われない。

ヘンリーでは、カルテ入力時間の短縮によって医師の心理的・肉体的負担が軽減されるほか、既往歴を網羅的に確認できるようになり医療行為の質が向上する効果を見込む。

同社は今後も生成AIを活用した機能拡張を継続的に進める計画。退院サマリーの自動作成支援機能を始めとした医療文書作成をサポートするロードマップを策定している。