ジンベイ、完全オンプレ生成AI基盤「GenAIオンプレミス」開始 医療の個人情報文書を要約
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「GenAIオンプレミス」のイメージ
AIシステム開発のジンベイ(横浜市)は1月9日、完全オンプレミス型の生成AI(人工知能)プラットホーム「GenAIオンプレミス」の提供を開始したと発表した。RAG(検索拡張生成)、AI-OCR(人工知能を使った光学式文字読み取り)、音声文字起こし、要約・議事録作成などの機能を搭載しており、機密情報を外部に送信せずに生成AIを利用できる。医療機関で個人情報を含む文書の要約や整理で活用を見込む。
「GenAIオンプレミス」は、完全オンプレミス構成で、生成AIの推論環境からデータ管理までをすべて社内サーバーで完結し、データを外部に出さないのが特長。外部とのAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)通信も行わないため、機密情報や個人情報を扱う業務でも安心して利用できるという。

病院や会社の規程、マニュアル、過去資料などを参照しながら回答を生成するRAG機能を搭載。また、非定型帳票や手書き文字にも対応するAI-OCR、会議音声の文字起こし・議事録自動生成など、業務で使われる周辺AI機能を1つの基盤に統合した。
料金は月額固定で提供する。ジンベイによると、生成AIの実行環境そのものを社内に構築することで、データを外部に送信することなく、社内データを活用した生成AIを実務で使える点がクラウド型の生成AIと異なる。また、クラウドAIでは個別に導入が必要なRAG、AI-OCR、音声文字起こしといった機能を、1つのオンプレミス基盤に統合し提供することが強みという。