medimo、医療法人こころみとAIや無人受付を導入の次世代クリニックを武蔵小杉に開業

こころみとメディモが開業した「ベルスリープクリニック武蔵小杉」(川崎市)

医療機関向けAI音声システムのmedimo(メディモ、東京・港区)は12月4日、医療法人社団こころみ(川崎市)と、AI(人工知能)を活用した問診や電子カルテなどを導入した次世代クリニック「ベルスリープクリニック武蔵小杉」(川崎市)を開業したと発表した。

「ベルスリープクリニック武蔵小杉」は、心療内科と精神科を設置する睡眠外来クリニック。メディモはクリニックのオペレーション設計から参画した。

AI問診やAIカルテ、キャッシュレス決済などを導入。受付スタッフを配置しない無人受付や、医師の事務作業ゼロにすることで、限られた医療人材で患者一人ひとりと向き合う時間を最大化した。また、AIの活用で、来院から診察、会計までの待ち時間を極限まで短縮した。

こころみでは、クリニックで導入したシステムを、八丈島などへの医療支援の知見を生かし、離島やへき地医療でも活用する。将来的には、場所を問わず高度な医療へのアクセスを可能にするインフラでの展開を見据えている。