メドコム、病院専用スマホとワイヤレス接続可能なモバイルディスプレー販売

(左から)モバイルディスプレイ、メドコム端末

医療機関専用スマートフォンのメドコム(東京・江東区)は9月8日、画面サイズを拡大した状態で閲覧と操作ができる、モバイルディスプレー「Belfida ONE(ベルフィーダワン)」の販売を開始したと発表した。

「メドコム」は、セキュアな環境で通信が可能な医療機関向けスマートフォンサービス。ナースコールや電子カルテ連携、グループチャット、緊急通報機能、端末の遠隔管理など、医療現場で必要な機能を標準搭載しており、専用回線で直接接続する閉域ネットワーク上で動作する。

今回、販売する「Belfida ONE」はスマートフォンの画面を大きな画面で確認と操作できる10型モバイルディスプレー。スマートフォンとのワイヤレス接続とタッチバック操作が可能。接続を解除すると、ディスプレー本体には履歴や個人情報が一切残らない仕様で、厳しいセキュリティーを確保しながら、医療の現場で複数人でのカルテ・画像確認できるようにした。

メドコムではサービスの利用者数が増加し、スマートフォン画面ではサイズが小さく画像などが見にくいという声を受けてモバイルディスプレーの販売を決めた。