エコナビスタ、茨城・神立病院がSaaS型高齢者施設見守りシステム導入

エコナビスタ(東京・千代田区)はこのほど、SaaS型高齢者施設見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」を、青洲会神立病院(茨城・土浦市)が20床に導入したと発表した。医療機関の病床利用での導入は初という。

「ライフリズムナビ+Dr.」は、睡眠解析技術をベースにしたSaaS型高齢者施設見守りシステム。入院患者の睡眠やバイタルデータなどのビッグデータを、自社が開発したAI(人工知能)で解析し、クラウドを通じてリアルタイムで見える化する。介護記録システムなどとのデータ連係が可能。スタッフステーションから遠隔で患者の体調把握や適切なタイミングでの対応などが行える。

神立病院では、人手不足などの現実的な課題を踏まえ、看護師を始めとしたスタッフの業務効率化や身体や精神的な負担を軽減し、患者一人一人に合わせたよりよい医療環境の実現を目的に「ライフリズムナビ+Dr.」を導入したという。