ユカリア、病院経営支援の知見に基づくデジタルソリューション活用のBPOサービス開始

ユカリアは4月7日、ICT(情報通信技術)を活用した病院向けBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)事業を4月から開始すると発表した。

BPOサービスは、既存の業務をそのまま請け負うのではなく、同社の病院経営支援の知見に基づいたDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションを活用し、業務の標準化と最適化することで、省力化や省人化につなげ、病院運営の最適化を図る。

ユカリアでは、医療事務を始めとする病院の事務部門で慢性的な人手不足が続いている一方で、定期的な診療報酬改定の対応など、業務の高度化や専門化で、個別最適化や属人化が進み非効率な現場運営になっていることが少なくないという。

こうした背景から、病院の経営や運営の質の向上、業務効率化の重要性が一層増しており、それに伴って業務支援のBPOサービスのニーズが高まっていることから、新たに事業を立ち上げることにしたという。