GEヘルスケア、上尾中央医科グループと病院事務部門の業務効率化AIソリューション開発
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AMGとGEヘルスケア・ジャパンのプロジェクト推進チーム
GEヘルスケア・ジャパン(GEHC、東京・日野市)は4月4日、上尾中央医科グループ(AMG、埼玉・上尾市)と取り組むAI(人工知能)活用の医療業務の効率化プロジェクトで、GEHCのAI開発プラットホーム「コマンドセンターVA(バーチャルアシスト)」を活用した病院事務部門の業務を効率化するAIソリューションを開発すると発表した。
今回の取り組みでは、大規模言語モデル(LLM)を活用したバーチャル・アシスタントを使って、事務部門の暗黙知を利活用し、施設基準の複雑な管理をAI行い、電子カルテなどの医療データをリアルタイムでモニタリングすることで、基準との整合性を自動チェックし、アラートを発信する仕組みを構築する。
また、経営関連データのリアルタイム解析と予測的な異常検知を行い、必要なアクションをタイムリーに自動で促進する。加えて、規定や業務データをAIに事前学習させることで、医療従事者の問い合わせに24時間365日で対応できるリアルタイムサポート機能を開発する。
AMGは、埼玉県上尾市の上尾中央総合病院を基幹病院とする医療・介護グループ。1都6県で28の病院、21の介護老人保健施設、クリニックや教育機関などを運営する。グループでは、次世代のマネジメントの人材不足や業務の属人化といった課題の解決で、2019年から「AMG経営DX」と呼ぶプロジェクトを立ち上げ、SE(システムエンジニア)チームを強化し、DX開発の内製化を進めている。
AMGは、GEHCとAI活用による医療業務の効率化プロジェクトを2024年11月から開始しており、今回、DX改革をさらに進めるため、AI技術を活用したプラットホームを、AMGの既存DXソリューションの一部と融合し、相互活用を図ることにした。事務部門の効率化AIソリューションはその一環。AMGでは開発するソリューションで、病院全体のオペレーションの最適化と人材の高度化を進めることで、持続可能で先進的な経営体制の構築を目指す。