モルゲンロート、医師の働き方改革推進でDX開発部とIT統括部を設立
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DX開発部が開発した「AIアバター問診」
東京と千葉県で内科や皮膚科などのクリニックを展開する医療法人のモルゲンロート(東京・江東区)は3月25日、DX(デジタルトランスフォーメーション)開発部とIT統括部を設立したと発表した。
DX開発部は、AI(人工知能)事前問診アバター開発の特許などを始めとする医療のDXにつながる知財の開発を主に、新たなシステム開発を行う。
一方、IT統括部は、即効性のある業務支援やITインフラの整備を通じて、クリニックの日常運営を支える部署の支援やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入などを担当する。
IT統括部ではこれまで「電子カルテ操作マクロツールの導入」「新規患者情報 自動登録ツールの導入」「電子カルテ・予約システムのクラウド化」「院内チャットツールの導入」などを手掛けている。
具体的には、「電子カルテ操作マクロツールの導入」で、ツール導入で、PCの「F19キー」の1回で印刷完了まで自動化。1日あたり数十から数百件の処方処理を行う現場で、大幅な時間短縮とスタッフ負担の軽減を実現した。
「新規患者情報 自動登録ツールの導入」は、マイナンバーカードリーダーを活用し、カード読み取り後に必要情報を自動でカルテに登録するシステムを導入し、入力ミスの削減と受付対応時間の短縮につなげた。
「電子カルテ・予約システムのクラウド化」では、電子カルテと予約システムをインターネット環境があればどの端末からでもアクセス可能にして、業務の柔軟性と情報共有の即時性が大幅に向上させた。
「院内チャットツールの導入」は、問い合わせ内容はその場でメッセージ送信できるようにすることで、医師が診察の合間に確認や返信が可能になり、ムダな移動や待機が発生しない効率的なコミュニケーション体制が整えた。
2つの部署は3名のエンジニアが核となり運営する。モルゲンロートでは、2024年4月から事項された医師の働き方改革などを背景に、労働時間の削減を目指し、DX推進の部署を設立したという。