ispec、医療機関向けにAI利用型DX支援サービスを開始

医療ソフトウエア開発を手掛けるispec(イスペック、東京・品川区)は3月18日、AI(人工知能)や大規模言語モデル(LLM)を活用した医療機関向けDX(デジタルトランスフォーメーション)支援サービス「AI利用型の医療機関DX支援」を開始したと発表した。

サービスは、「医療従事者の事務作業効率化」と「地域包括ケアの施設間連携強化」のメニューを用意する。

事務作業効率化のイメージ
事務作業効率化のイメージ

「医療従事者の事務作業効率化」は、診療報告書や連絡文書などの作成を自動化や半自動化し、医療従事者が文書作成に割く時間を削減する「AIを活用した書類作成支援」、FAXや電話のやり取りを、テキストや音声データで記録・構造化し、電子カルテなどの基幹システムと連携し、情報の重複や取りこぼし防止と共有を可能にする「アナログコミュニケーションのデータ化」を提供する。

「地域包括ケアの施設間連携強化」では、在宅医療や精神科医療など、地域との密な連携が必要な医療機関や事業所との共同開発を進め、AIを活用した情報共有や事務作業の効率化する「医療機関・介護事業所などの施設のコミュニケーション支援」、地域全体での包括的なデータ連携と事務効率化を行政や福祉分野にも広げる「行政や福祉領域を含めた連携拡大」を行う。

同社では現在、サービスを開始する一方で、複数の医療機関や関連企業とのパートナーシップを通じて、現場の課題を継続的にヒアリングしながら、短期間で低コストのプロトタイプ開発とアジャイル導入に実施。システムの効果検証を重ね、結果を迅速にフィードバックすることで、医療機関のニーズに最適化したソリューションの提供につなげるとしている。