モルゲンロート、AI問診システムと専用端末で特許取得、AIアバター問診に活用
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AI問診システムと専用端末を使ったAIアバター問診の利用イメージ
有明みんなクリニック(東京・江東区)などを運営する医療法人社団のモルゲンロート(同)は2月25日、AI(人工知能)技術を使った問診システムと問診用端末を開発し、特許を取得したと発表した。
AIを活用した問診システム、問診用端末、オペレーションが特許登録された。モルゲンロートでは、すでに特許を取得済みのAI事前問診アバターを使った診療の管理装置・診療システムと組み合わせて利用する。システムで診察前に必要な問診情報を収集することで、医師の負担軽減と診療の質向上につなげる。
具体的には、タブレットなどのモバイル端末を使って、AIアバターとのインタラクティブなやり取りと、電子カルテへ問診記録の転記が自動で行える。個室待合室のスマートロックと予約システムが連動しており、チェックインと診療が可能。
また、LLM(大規模言語モデル)で、病院の現場の問診量を学習し、患者とのスムーズで遅延のないコミュニケーションを行える。加えて、マイナンバーや保険証の読み取り、診療報酬の算出、処方箋や請求書の発行と決済までの医療事務を自動的に行うこともできる、
モルゲンロートでは、2024年5月に運営する柏みんなクリニック(千葉・柏市)で試験導入後、豊洲みんなクリニック豊洲院に導入した。システムで、診察の待ち時間削減による患者満足度の向上や、医師と医療事務の作業負担の軽減と生産性向上、インバウンドや外国人移住者の多言語対応といった効果を見込んでいる。