コントレア、医患連携システムの累計利用患者が5万人を突破

医療システムのContrea(コントレア、東京・新宿区)は12月25日、医患連携システム「MediOS(メディオス)」の累計利用患者が5万人を突破したと発表した。

「MediOS」は、電子カルテの転記作業時間の削減を支援する「アナムネ/問診票」、医師や看護師の術前や検査説明、入院説明を動画化する「説明支援」、スキャン不要で管理できる「電子同意書」といった機能を備える。

これまで、一宮市立市民病院、岐阜県総合医療センター、京都大学医学部附属病院、慶應義塾大学病院、自治医科大学病院、鹿児島大学病院、佐渡総合病院、手稲渓仁会病院、HITO病院、藤田医科大学病院、水戸赤十字病院、武田総合病院・武田病院、長野赤十字病院が導入している。

コントレアによると、利用する医療機関では、複数列で行っていた外来を1列減らし、1人分の医師のリソースを確保できたほか、1人あたりの患者の入院説明を30分から15分に短縮、看護師1人につき同時に2人の患者に対応が可能になるといった効果があったという。