NTTプレシジョンメディシン、医療スタートアップのインテグリティ・ヘルスケアと資本提携

NTTプレシジョンメディシンは12月23日、医療スタートアップのインテグリティ・ヘルスケア(東京・中央区)と資本提携したと発表した。医療データ基盤の開発などで協業する。

今回の資本提携でインテグリティ・ヘルスケアは、NTTプレシジョンメディシンの持分法適用の関連会社となる。2社は資本面に加え、事業面でも緊密に連携。医療データプラットホームの構築やウェルビーイング事業、DCT(分散型臨床試験)事業で協業する。

医療データプラットホームの構築では、NTTプレシジョンメディシンのクラウド型電子カルテと、インテグリティ・ヘルスケアのPHR(パーソナル・ヘルス・レコード)、オンライン診療システムを連携し、EHR(エレックトリック・ヘルス・レコード、電子健康記録)とPHRデータ基盤を開発する。

ウェルビーイング事業は、データなどを活用した企業と健保組合向けの健康経営支援サービスを共同開発する。営業やマーケティングも共同で取り組む。DCT事業では、インテグリティ・ヘルスケアが、NTTプレシジョンメディシンがグループで保有するサービスに協力し、DCTソリューションを構築。国内外で事業を推進する。