MDV、病院内に点在するデータの一元管理サービス「MDV Act Link」開始
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メディカル・データ・ビジョン(MDV)は12月16日、病院内に点在する電子カルテや医事会計システムなどのデータの一元管理サービス「MDV Act Link」を開始すると発表した。
第一弾で、職種別のKPI(重要業績評価指標)の速報値を毎日把握できる「ダッシュボード」、病院が求めるデータセットを登録できる「エージェント」、外来予約患者の診療履歴を事前に確認可能な「外来予約管理」、「入院患者の指導料算定フォロー」の機能を提供する。今後も機能は順次追加し、サービスを拡充する。
MDVによると、病院がICT(情報通信技術)化に伴い、電子化された診療情報の蓄積が進む一方で、院内で電子カルテや医事会計システムなどから生成されるデータの種類や所在が分からないため、必要に応じた情報の集約が難しくなっており、データの活用が進んでいないという。そこで、同社では、データを一元管理するソリューション開発したとしている。