TOPPANHD、がん研と、医療のデジタル化などの課題解決する新規事業創出で連携

TOPPANホールディングス(HD)は12月2日、がん研究会と医療分野の課題解決で包括連携すると発表した。

2社はデジタル化、人手不足、セキュリティー、グローバル化といった医療が抱える課題を解決する新規事業の創出に取り組む。がん研が持つ、臨床現場の膨大なデータや知見と、TOPPANHDの自動認識やAI(人工知能)などの技術を組み合わせることで、新たなサービスを生み出す。

TOPPANHDは、これまで、がん研と2019年にがん研の「がん化学療法センター」に共同ラボを開設。3D細胞培養技術「invivoid(インビボイド)」で抗がん剤評価技術の共同研究に取り組んできた。今回、共同研究だけではなく、医療分野での事業創出も手掛けることを目指し、包括連携を結ぶことにした。