Exa Enterprise AI、日本調剤が店舗運営業態特化のチャットGPTを導入
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Exa Enterprise AI(エクサエンタープライズエーアイ、東京・港区)は11月7日、日本調剤が店舗を運営する業態に特化した法人向けチャットGPT「exaBase 生成AI for 店舗」を導入したと発表した。
「exaBase 生成AI for 店舗」は、小売業を始めとした店舗を持つ業界に特化した法人向けチャットGPT。グループのエクサウィザーズが展開する生成AI(人工知能)「exaBase 生成AI」の約550社、5万以上のユーザーが利用してきたユースケースやフィードバックの蓄積を基に、すぐ使えるプロンプトを実装していることが特長。
大量のマニュアル要約からの理解度テスト作成、セールスコピー、リリース文の作成、顧客のクレームに対する返答文の作成、顧客の声を分析した課題の洗い出しなど、店舗運営の知見を組み込んだ20種類以上のプロンプトを用意する。
学習データとしての利用禁止に加え、入力データを国内で完結するなど、セキュリティーに配慮した機能も搭載。日本マイクロソフトと連携しており、高度な言語モデル「GPT-4o」の利用できる。9月から提供を開始した。
日本調剤では、全国の746店舗の一部店舗でシステムの導入を開始。店舗運営や商品企画に活用することで業務効率化と顧客満足度の向上をつなげる。今後は、全国の店舗で導入する計画で、チャットGPTを活用し効率化を進めるとともに、質の高いサービス提供を図る。