MediCE、クリニック向けにインシデントレポートとeラーニングの統合システム提供

クリニック向けのeラーニングシステムなどを手掛けるMediCE(メディシーイー、横浜市)は10月29日、クリニック向けにインシデントレポートとeラーニングの統合システム「クリニックパートナー360」の提供を11月1日から開始すると発表した。

「クリニックパートナー360」は、インシデント報告・管理機能とeラーニング機能の2つ
を主な機能とするクラウド型システム。

インシデント報告・管理機能の画面イメージ
インシデント報告・管理機能の画面イメージ

インシデント報告・管理は、クリニック向けに機能を特化した。同社では、病院で運用されているインシデント報告・管理システムは、非常に高額なため、クリニックでは導入が進んでいないとしており、クリニックの向けに機能を絞り込むことで料金を抑えて提供する。

eラーニング機能の画面イメージ
eラーニング機能の画面イメージ

一方、eラーニング機能では、スタッフが適切なタイミングで必要なトレーニングを受けられる環境を提供し、院長の負担を軽減につなげる。法令で義務付けられている年2回の感染対策や医療安全、医療接遇の講習を実施と記録が可能で、クリニックの法令順守に役立てられるとしている。

そのほか、「雇用関連」「人事管理関連」「診察・医療業務関連」「経営管理関連」の業務テンプレート、クリニック内での重要な連絡事項や業務上の変更点、緊急時の対応指示など、スタッフ向けのお知らせを共有できる院内掲示板、PDFのファイルをアップロードし、スタッフ間で共有できるドキュメントアップロードなどの機能も利用できる。