モルゲンロート、東京・豊洲のクリニックをAIアバター問診システム導入し刷新

豊洲みんなクリニック豊洲院(リニューアル後)

小児科、皮膚科クリニックを展開する医療法人のモルゲンロート(東京・江東区)は9月24日、「有明みんなクリニック豊洲院」(東京・江東区)を、AI(人工知能)システムを導入し「豊洲みんなクリニック豊洲院」にとして、10月2日にリニューアルオープンすると発表した。

リニューアルでは、「AIアバター問診システム」を導入する。「AIアバター問診システム」は、患者が症状などをタブレット端末にテキストか音声で入力するとチャット形式で院長のアバターの問診に回答するシステム。日本語と英語に対応する。

問診内容は、リアルタイムでカルテ入力用に自動編集され、医師は診察前に詳細な情報を参照できる。医師が診察前に必要な情報を効率的に収集可能になることから、待ち時間の短縮が見込めるという。モルゲンロートでは、系列の「柏みんなクリニック柏院」で既に導入している。

ほかにもアフターコロナやプライバシーに配慮した個別の待合室を7室設置することで、効率的な診療動線を確保し、診療スペースも拡充した。