オープン、いしが在宅ケアクリニックがRPAで書類作成時間を大幅削減

スマートロボット事業を行うオープン(東京・港区)は9月12日、いしが在宅ケアクリニック(三重・四日市市)が、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)「BizRobo! Mini(ビズロボミニ)」を活用し、書類作成工数を削減したと発表した。

「BizRobo!」は、RPAソフトウエアロボットの導入・運用プラットホーム。いしが在宅ケアクリニックは、2023年にデスクトップ型の「BizRobo! mini」を導入し「請求書作成ロボット」「訪問看護指示書の作成ロボット」などの運用を開始。「請求書作成ロボット」で、事務スタッフの作業時間を6分の1まで削減、「訪問看護指示書の作成ロボット」では、50時間ほどかかっていた作業時間を5分の1の10時間まで短縮した。

同院では、蓄積した診療データをベースに、学会発表資料の作成でも「BizRobo!」の活用を検討。今後は、ロボットを活用することで業務効率化やタスクシフトを進め、人を増やすのではなく、既存スタッフで増大する業務に対応できる体制を目指すとしている。