Nishika、AI議事録ツール「SecureMemoCloud」で業界特化型のAI文字起こし機能の提供開始

AI議事録ツール「SecureMemo」、「SecureMemoCloud」のNishika(東京・港区)は8月30日、「SecureMemoCloud」で、医療業界をはじめとする23業界の用語に対応したAI文字起こし機能の提供を開始したと発表した。

「SecureMemo」は、精度96.2%の音声認識AIを搭載し、全ての処理がオフラインで完結するソフトウェア。独自開発の声紋登録を必要としない、音声データのみから完全自動で話者特定を行うAIも搭載している。

一方で、「SecureMemoCloud」は、「SecureMemo」のアップグレード版で、GPU環境を使用することで、さらに高精度・高速な音声認識を実現。また、文字起こしだけでなく、生成AIを活用した会議録特化型の要約も実現。

23業界の用語に対応したAI文字起こし機能は、8月中旬より「SecureMemoCloud」に搭載されており、業界の指定は文字起こし時に選択できる。

同機能のリリース前後の文字起こしサンプル(医療業界)

今後同社は、「SecureMemo」、「SecureMemoCloud」について、AI文字起こしプロダクトとしての機能の拡張とともに、企業の会議から新たなデータ資産を生み出し、企業のさらなる事業の効率化・成長に貢献したいとしている。