オープンストリーム、医療用医薬品・機器用バーコード対応スマホアプリ開発環境の提供開始

アクセンチュア傘下のオープンストリーム(東京・新宿区)は8月28日、医療用医薬品・医療機器業界向けGS1標準バーコードに対応したスマートフォンアプリ開発・実行環境「Biz/Browser」の提供を8月末に開始すると発表した。

「Biz/Browser」は、業務システム向けクライアントアプリ開発・実行環境基。今回、スマートフォンのカメラを利用して取得されたGS1標準バーコードから商品コードや有効期限、製造年月日、ロットナンバーなどの情報を取得する機能を搭載した。そのため、医療用医薬品と医療機器業界向けスマートフォンアプリが容易に開発できるようになるという。

医療用医薬品や医療機器は、薬機法で2022年12月からバーコードの表示が義務化された。また、食品や雑貨などの一般的な商品と異なるバーコードの表示が行われており、国内でのバーコード表示のルールは厚生労働省通知により定められている。

オープンストリームでは、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を背景に、今後、医療現場でバーコードを使った業務のDX推進ニーズが高まり、スマートフォンなどのスマートデバイスを用いたシステム構築が増えるとみて基盤を開発した。