ジョリーグッド、VRで患者に治療説明するサービス開始

AI(人工知能)活用した医療福祉向けサービス開発のジョリーグッド(東京・中央区)は8月22日、医療支援VR(仮想現実)プラットホーム「JOLLYGOOD+(ジョリーグッドプラス)」で、患者への説明業務の自動化サービス「治療体験VR」を提供すると発表した。

「治療体験VR」の利用イメージ
「治療体験VR」の利用イメージ

「治療体験VR」は、病院スタッフの日常業務の約7割を占めるといわれる、紙文書と口頭による患者への治療説明をVRで提供し、治療の流れやリスクなどを患者に体感してもらうサービス。

ジョリーグッドでは、患者への治療説明を、文章ではなく体験化することで治療の理解やイメージを促進し、治療リスクや合併症の説明が不十分だったことで起こる医療訴訟リスクの低減につながる同時に、サービスを通じて患者の不安軽減と病院黒字化を支援できるとしている。