医誠会、クラファンの救急車増台プロジェクトで支援金100万円を達成
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医誠会(大阪市)は8月16日、クラウドファンディングを活用した救急車増台プロジェクトで、100万円の支援金を集めたと発表した。
プロジェクト名は「地域の救急医療を支えるため救急車を増台させてください!」で、600万円の目標金額を掲げ、7月18日からスタートした。
医誠会によると、運営する病院のある大阪府内の救急車出動件数は年々増加し、2022年度には前年比で117.2%までになっており、医誠会の国際総合病院でもドクターカー4台、救急車2台がフル稼働しているという。このような状況で、医誠会は地域の救急医療を支えるため、救急車の増台を目指しクラウドファンディングを利用することにした。
救急車の増台で、病院の医師12名、看護師24名、救急救命士30名の体制をより効果的に生かせると共に、さまざまな症状の患者を受け入れ、重症度によって医師と看護師が同乗する救急救命士が3名体制で行っている無料の施設間搬送を拡充し、広域医療に貢献できるとしている。
医誠会では、プロジェクト期間終了の8月31日までの目標達成を目指し、支援金の募集を続ける。同時に、地域イベントや病院内での広報活動を通じて、クラウドファンディングの周知に取り組む。