メディヴァ、病院向け相談情報管理をセールスフォース「AppExchange」で提供

医療コンサルティングのメディヴァ(東京・世田谷区)は8月14日、子会社のシーズ・ワン(同)と、クリニックや病院向け相談情報管理システム相談情報管理システム「Medical Relation Management(メディカルリレーションマネジメント)」を発表した。

「Medical Relation Management」は、医療機関での相談業務のあらゆる情報を統合管理できる。相談業務のステータス管理や、相談数、受け入れ数などは、ダッシュボードで可視化することで、業務効率化や経営改善に役立てられるようにした。

「Medical Relation Management」の画面イメージ
「Medical Relation Management」の画面イメージ

具体的には、在宅診療の新規受付相談の情報管理やステータス管理、入院相談・退院調整の情報管理やステータス管理、外来や地域連携室の相談の情報管理やステータス管理、院内での情報共有のための相談情報一括メール通知、相談業務のToDo管理、相談情報のレポート出力、ダッシュボード表示といった機能を搭載した。NTTエレクトロニクステクノの在宅医療対応の電子カルテ「モバカルネット」と連携しており、電子カルテの患者情報を取り込むことも可能。

システムは、米セールスフォース・ドットコムのCRM(顧客情報管理)「セールスフォース」で利用できるビジネスアプリケーションのマーケットプレイス(事業者が販売する市場)「Salesforce AppExchange(セールスフォース・アップエクスチェンジ)」で提供する。メディヴァでは「AppExchange」に登録されたことで、セキュリティーの安全性と操作性が高いシステムとなったしている。