大阪けいさつ病院、AI基盤「Apollo AI」導入 iPhone・院内データと連携
掲載日:
大阪けいさつ病院(大阪市)
病院向けAI(人工知能)事業を手掛けるAlbatrus(アルバトラス、三重・津市)は10月7日、大阪けいさつ病院(大阪市)がAI基盤「Apollo AI(アポロエーアイ)」を導入したと発表した。
「Apollo AI」は、電子カルテをはじめとする院内データとAIエージェントを連携することで、病院内のさまざまな業務でAIを活用できるプラットホーム。
大阪けいさつ病院は、2025年1月に大阪警察病院と第二大阪警察病院の統合で開院。「スマートホスピタル構想」を掲げ、「全職員へのiPhone配布」と「統合データベースの構築」という2本柱の取り組みを進めてきた。同院では、今回のシステム導入で「クラウド基盤」「統合データベース」「iPhone」と「Apollo AI」を組み合わせることで、AIインフラを全面的に整備し、病院改革を進める土台を整える。
「クラウド基盤」との組み合わせでは、院内環境とAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)を閉域網で接続した基盤を活用し、「Apollo AI」を利用するセキュアな環境を構築する。
「統合データベース」との組み合わせでは、電子カルテを含む院内の各システムのデータを集約した統合データベースと連携し、「Apollo AI」の活用を進める。
「iPhone」との組み合わせでは、全職員に配布されたiPhoneを院内業務のスマートデバイス基盤として位置づけ、「Apollo AI」をiPhoneから利用できる環境を整備する。電子カルテ端末とiPhoneの双方からアクセスできる構成にすることで、利用場面や場所に制約されにくいAI活用環境を構築するとしている。
大阪けいさつ病院は今回、「Apollo AI」の開発パートナーに加わる。アルバトラスは今後、iPhoneと生成AI、院内データとAIを組み合わせた機能開発を進める。