システムギア、タブレット精算機「CPT-100」とレセコン連携の新機能 OCR活用で改修不要

タブレット精算機「CPT-100」

自動精算機などを手掛けるシステムギア(大阪市)は9月25日、タブレット精算機「CPT-100」とレセプト(診療報酬明細書)コンピューター(レセコン)の連携機能「CPT-100 スクショOCR」の提供を開始したと発表した。新機能は、既存のレセコンの画面情報をOCR(光学式文字読み取り装置)で読み取ることで、レセコンの改修や個別の連携開発が不要でセルフ会計を導入できるようにした。

「CPT-100」は、タッチ決済やコード決済に対応するタブレット型の自動精算機。新機能では、受付スタッフがレセコンに表示した会計画面の画像を取得し、OCRで患者番号や会計金額を読み取る。読み取った情報を精算データに変換して「CPT-100」に送り、患者が会計を行う仕組み。

CPT-100 スクショOCR」による会計情報の読み取りから精算までの流れ
CPT-100 スクショOCR」による会計情報の読み取りから精算までの流れ

連携機能は、レセコンごとに接続用のインターフェースを開発する必要がないため、導入施設は導入費用や期間を抑えられる。また、会計金額の手入力や転記作業も減らし、入力ミスによる金額の誤りを防ぐとともに、受付業務の効率化が図れる。

料金は、サブスクリプション(月額課金)方式での利用では、初期費用が無料。クリニックや歯科医院に加え、動物病院、調剤薬局などでの利用も見込む。

福岡県の歯科クリニックが、7月から先行運用を開始している。レセコンとの個別連携開発が不要な点や、短期間で導入できる点を評価し、採用した。セルフ精算の環境を構築し、会計業務の効率化や受付スタッフの負担軽減に活用している。

システムギアによると、医療機関などの自動精算機導入では、レセコンとの個別連携開発やシステム改修にかかる費用、期間が障壁になっていた。同社は、既存のレセコンを変更せずに利用できる点を生かし、これまで連携開発費用を理由に導入を見送っていた施設への普及を図る。