pipon、電子カルテ作成の録音開始忘れ防止技術で特許取得
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生成AI(人工知能)開発支援のpipon(ピポン、東京・豊島区)は3月9日、電子カルテ作成時の音声録音開始忘れによる記録漏れの防止技術を開発し、特許を取得したと発表した。
今回の特許は、ユーザーの追加操作を前提としない音声入力の自動開始を中心に据え、記録漏れを防ぐ技術として開発された。
具体的には、ウェブブラウザー上で動作するプログラムが、URI(統一リソース識別子)情報やレンダリング情報など電子カルテの入力画面のページ情報を取得し、所定条件に合致した場合に音声記録を開始することを自動で判断する。プログラムは生成サーバーと連携しており、取得した音声に基づいて文字データを作成し端末のクリップボードへ自動で保存する。
ピポンでは、音声入力機能は電子カルテ入力の効率化で導入が進む一方で、現場では開始ボタンの押し忘れなど、操作に起因する記録漏れが発生する可能性があると指摘。記録漏れが起これば、医療従事者はカルテを手入力し直したり、同じ質問を繰り返したりする作業が生じ、診療品質や業務効率の両面で大きなロスとなるとしている。同社はこの課題に対し、記録漏れを防ぐアプローチを開発。今回、特許を取得した。
今後は、電子カルテメーカーと連携し、各社のシステムや運用要件に合わせた技術検討を行う方針としている。