シェアメディカル、多職種連携を支援するAI「Ai Sense」 医療チャットのオプションで提供

デジタルヘルス・ソリューションを提供するシェアメディカル(東京・千代田区)は3月6日、医療用チャットサービス「MediLine Workplace(メディライン ワークプレイス)」のオプションで、推論エンジンを搭載したAI(人工知能)「Ai Sense(アイセンス)」の提供を4月から開始すると発表した。

「Ai Sense」は、医師や看護師を始め、医療事務、薬剤師、リハビリ職などのさまざまな専門職の知識を持つAI。独自開発の「コンテキスト推論エンジン」を備える。「MediLine Workplace」で、ユーザーリストにAIが追加され、対人チャットと同じ感覚で、すぐに活用できる。

「Ai Sense」概略図
「Ai Sense」概略図

使用者の職種に合わせた情報のだし分けが可能で、医師には最新エビデンス、看護師にはケアの要点、薬剤師には安全管理情報を提示する。チャットの内容からカルテや退院サマリーをSOAP(主観、客観、評価、計画)形式で自動作成し、電子カルテに転記しやすい形式で出力することもできる。

同社では、新しい操作を覚えたり、専用端末を導入したりする必要はなく、AIが使用者の本音や不安に寄り添うことで医療スタッフの燃え尽き防止や離職率低減に役立つとしている。また、2026年診療報酬改定に対応しており、「医師事務作業補助体制加算」の増員換算などの要件を満たしているため病院収益の向上と人手不足解消を同時に見込めるという。