AI inside、AI活用の診療明細入力業務の自動化ソリューションを提供開始

AI inside(エーアイインサイド)は2月12日、医療機関向けに生成AI(人工知能)を活用した診療明細処理ソリューションの提供を開始したと発表した。

同社の独自開発LLM(大規模言語モデル)「PolySphere(ポリスフィア)-4」を活用し、従来は読み取りが困難だった複雑な診療明細を高精度にデータ化するソリューション。AIが帳票の形式に左右されることなく文書の内容を理解し必要な情報を読み取り、医療機関のレセプト(診療報酬明細書)業務で帳票処理を自動化する。データ検証では平均99.6%という高い読み取り精度を達成した。

ソリューションを活用することで、従来は1日6~7時間がかかっていた診療明細の入力・確認作業を約2時間にまで圧縮し、月間で約100時間の業務時間を削減できるという。そのため、病院スタッフは、単純な転記作業の必要がなくなり、本来の業務に集中できる体制へ移行できるほか、処理スピードが向上し、請求・集計業務の前倒しや業務滞留の解消にもつながるとしている。

手書きのカルテや問診票、検査結果票、紹介状など、多様な医療文書を高精度にデータ化することも可能で、診療・事務業務の負荷軽減に活用できる。