恵寿総合病院、デルのプライベートクラウド基盤など導入で医療情報インフラを最新鋭化

恵寿総合病院(石川・七尾市)

デル・テクノロジーズ(東京・千代田区)は2月2日、恵寿総合病院(石川・七尾市)が医療情報インフラの最新鋭化で同社のソリューションを導入したと発表した。

恵寿総合病院は、電子カルテシステムなどの先進技術を積極的に導入する一方で、システムの拡張に伴い、仮想デスクトップ(VDI)環境でのパフォーマンス低下という課題に直面していた。

同院は、ハードウエアの定期更改を機に、これらの課題解決で、デルのサーバーに、マイクロソフトのオンプレミス環境でAzureのクラウドサービスを実行できる分散インフラソリューション「Azure Local(アジュール・ローカル)」を統合したハイブリッドクラウド基盤「Dell AX System for Azure Local(デル・エーエックス・システム・フォー・アジュール・ローカル)」を活用したプライベートクラウドインフラを構築。プライベートクラウドの運用を簡素化した。

また、VDI環境での高性能システム実現で、デルのサーバー「PowerEdge(パワーエッジ)」とストレージ「PowerStore(パワーストア)」を導入。さらに、医用画像システム(PACS)が生成する膨大なデータをコスト効率よく管理するために、SAN(ストレージエリアネットワーク)とDAS(ダイレクトアタッチドストレージ)対応ストレージ「PowerVault(パワーボルト)」も採用した。

恵寿総合病院では「Dell AX System for Azure Local」を導入したことで、旧環境のHCI(ハイパーコンバージド・インフラストラクチャー)製品を継続利用した場合と比べて約30%のコスト削減を実現した。

VDI基盤では、「PowerStore」によって、レスポンス低下の問題が解消され、医療スタッフがAI(人工知能)を活用した問診システムを含む重要なアプリケーションに瞬時にアクセスが可能となった。また、「PowerStore」のデータ削減技術で、約7.3対1の容量削減率を達成。「Dell PowerVault」で、画像データを最適なコストで保存が可能となった。

今後は、導入したシステムを活用し、医師の退院サマリーや看護サマリー作成といった管理業務の大幅な省力化で生成AIの活用を加速させているという。