富士フイルム、AIで開発した検査手順効率化・高画質化ソフト搭載の1.5テスラ超電導MRI発売

(左から)1.5テスラ超電導MRI「ECHELON Synergy」「ECHELON Smart Plus」「ECHELON Smart ZeroHelium」

富士フイルムは4月9日、AI(人工知能)で開発した検査ワークフローの効率化と高画質化を実現したソフトウエア搭載の1.5テスラ超電導MRI(磁気共鳴画像装置)「ECHELON Synergy(エシェロンシナジー)」「ECHELON Smart Plus(エシェロンスマートプラス)」「ECHELON Smart ZeroHelium(エシェロンスマートゼロヘリウム)」を6月2日から発売すると発表した。富士フイルムメディカルを通じて販売する。

3機種に搭載するソフトウエアは、繰り返し演算技術とAI技術を組み合わせて開発した再構成機能でMRIの高画質化と高速化を実現。同社の従来機よりも検査時間を60%削減した。また、ポジショニングから撮像後の画像処理までの工程でサポート機能を導入することで、検査ワークフローを効率化した。