eWeLL、訪問看護向け電子カルテ「iBow」に自動減算処理機能を追加

在宅医療支援サービス開発のeWeLL(イーウェル、大阪市)は11月21日、訪問看護ステーション向け電子カルテ「iBow(アイボウ)」」に自動減算処理機能を追加したと発表した。

今回、新たに追加された自動減算処理機能は、医療保険で同一建物居住者の訪問請求時に適用すべき算定条件を自動判定し、自動で減算処理を行う機能。これまで手作業で実施していた減算処理を自動で行うことで、減算条件判定の人的なミス防止や、請求業務の負担軽減、不正請求リスクの防止が可能になる。機能は、「iBow」のユーザーであれば追加費用が不要で利用できる。厚生労働省の「令和6年度診療報酬改定」にも対応する。

イーウェルによると、自動減算処理機能は業界初という。同社では、機能を通じて訪問看護の複雑化した制度での請求業務の効率化と、「意図しない不正請求」を防ぎ、正確性向上を支援するとしている。