UbicomHD、AIオーダリング点検ソフトを在宅医療電子カルテ「homis」にOEM供給
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Ubicomホールディングス(ユビコムHD、東京・千代田区)は10月23日、子会社のエーアイエス(東京・千代田区)が、AI(人工知能)を活用した電子カルテ連携オーダリング点検ソフト「Mighty QUBE Hybrid(マイティー・キューブ・ハイブリッド)」を、メディカルインフォマティクス(東京・千代田区)の在宅医療向けクラウド型電子カルテ「homis(ホーミーズ)」にOEM(相手先ブランドによる生産)供給し、本格運用を開始したと発表した。
「homis」は、在宅医療専門クリニック向けに開発された電子カルテ。日本医師会標準レセプト(診療報酬明細書)ソフト(ORCA)との連携したデータの一元管理や、多職種とのリアルタイムな情報連携が可能。一方、「Mighty QUBER Hybrid」は、過去30年以上の医療データベースを活用し、AIでオーダリングなどを点検する電子カルテ連携ソフト。
今回、エーアイエスがソフトを提供したことで、医師の処方や注射薬剤、検体検査などのオーダー入力情報から、AIが候補病名を導出し、診察時の薬剤の誤投与や病名漏れをリアルタイムの防止が可能になるとしている。