MetaMoJi、歯科医院向けデジタルノートの機能連携でGMOの歯科予約システム追加
掲載日:
ソフトウエア開発のMetaMoJi(メタモジ、東京・港区)は10月17日、歯科医院向けデジタルノート「MetaMoJi Dental eNote(メタモジデンタルイーノート)」の機能連携で、GMO医療予約技術研究所(東京・渋谷区)の歯科予約システム「Dentry byGMO(デントリーバイジーエムオー)」を追加したと発表した
「MetaMoJi Dental eNote」は、診療ノートをペーパーレス化するためのデジタルノートアプリ。紙の操作性そのままに治療記録や患者情報をタブレットで一元管理し、医師や衛生士、受付、スタッフが同時に使用できる。独自のリアルタイム共有機能で、手元のタブレットで常に最新情報の共有も行える。
機能連携で追加する「Dentry byGMO」は、歯科医院向けのクラウド予約システム。ウェブ、LINE、IVR(音声自動応答システム)を活用し、患者の使い慣れた手段や好きなタイミングでの予約に24時間で自動対応する。システムは、スタッフの受電業務時間を削減できると共に、患者の予約の自由度拡大で顧客サービスの向上と機会損失の防止が図れるという。
今回の機能連携では「Dentry byGMO」の予約リストからワンクリックで「Dental eNote」を開き、医師や衛生士、受付、スタッフが情報をリアルタイムに共有しながら対応が可能になり、予約から治療までの歯科診療業務をフルペーパーレスで行えるようになる。これまで予約やカルテ(治療記録)取出時にスタッフの知識や経験に頼っていた部分や、治療時の共有連携をデジタル技術でサポートできるため、医師やスタッフは、患者対応に集中できるとしている。
「Dentry byGMO」の追加は、「Dental eNote」の歯科予約システム連携の第6弾となる。メタモジでは今後も、歯科医療サービス向上につながる機能連携と強化を進めるとしている。