ウィーメックス、完全クラウド型医事一体型電子カルテの先行受注開始

「Medicomクラウドカルテ」(画面イメージ)

ウィーメックス(東京・渋谷区)は9月26日、来春発売予定のクラウド型の診療所向け医事一体型電子カルテシステム「Medicom(メディコム)クラウドカルテ」の先行受注を10月1日から開始すると発表した。

「Medicomクラウドカルテ」は、完全クラウド型の医事一体型電子カルテシステム。ウィーメックスがこれまでの電子カルテ開発で得た知見をもとに、2^1000(2の1,000乗)以上のカスタムパターンから導き出した最適な機能を厳選して搭載し、操作しやすい画面設計に仕上げた。

診療情報提供書(紹介状)や、健康診断結果報告書など文書作成の支援機能、算定や会計時のAI(人工知能)の自動算定機能、「領収書」「医療費明細書」「処方箋」といった帳票発行機能を標準で搭載。「Web予約・問診」や機器連携など、診療所運営を効率化するオプションやサポート付きプランも用意した。

同社では、「オンプレミス型」や、オンプレミスとクラウドの「ハイブリッド型」といった既存の電子カルテシステムよりも低廉で利便性の高い完全クラウド型商品をラインアップにそろえることで、電子カルテ未導入の診療所を開拓する。