カケハシ、クラウド電子薬歴がレセコン連携でJAHISの最新標準仕様に対応
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ヘルステックスタートアップのカケハシ（東京・港区）は4月10日、クラウド型電子薬歴システム「Musubi（ムスビ）」のレセプトコンピューターとのオンライン資格確認情報の連携で、保健医療福祉情報システム工業会（JAHIS）の最新の標準仕様に対応したと発表した。
JAHISが定めた「JAHIS電子処方箋運用における薬局レセコンと電子薬歴システムの連携仕様書Ver.1.1」に準拠した。標準仕様に対応したレセコンと連携したことで、オンライン資格確認関連ファイルを読み込めば、「Musubi」で過去の調剤記録や特定健診の患者情報を参照が可能になった。
「Musubi」は、これまでにも「JAHIS電子処方箋運用における薬局レセコンと電子薬歴システムの連携仕様書Ver.1.0」が規定する調剤結果情報の連携仕様に対応。「Musubi」に調剤結果を記録することで、レセコン経由で電子処方箋管理サービスにも同じ情報を登録できるようにしている。
同社では、一部のユーザー薬局で、「Ver.1.1」に対応した「Musubi」のレセコンとのつなぎ込みを完了しており、現場での運用を進めている。今後は、JAHISの仕様書が規定する電子処方箋情報の連携対応に向けた技術的な検討にも着手する。
