EMシステムズ、EHRで電子処方箋サポートシステムの提供開始

EMシステムズは11月27日、同社が提供するEHR(電子健康記録)サービスの機能を強化し、電子処方箋サービス「EHR 2.0(電子処方箋サポートシステム)」を11月版のアップデートから提供を開始したと発表した。

「EHR 2.0(電子処方箋サポートシステム)」は、EHRサービスと電子処方箋の併用が可能になるサービス。EHRサービスを利用する医療機関や薬局からの要望を受けて追加した。医科システムの「MAPs for CLINIC」「MRNシリーズ」と、調剤システムの「ReceptyNEXT」「MAPs for PHARMACY」「MAPs for PHARMACY DX」を対象に提供する、

EMシステムズが提供するEHRサービスの仕組みイメージ図

EMシステムズのEHRサービスは、医療機関が患者へ処方箋を交付後、薬局での患者同意を前提に、医療機関の処方情報をEMシステムズのデータセンター経由で、薬局がダウンロードできる。また、薬剤師が患者に提供した調剤実施情報もEMシステムズのデータセンターを経由して処方元の医療機関にフィードバックする。処方元の医療機関の医師は、次回以降で患者の診察時に前回の調剤実施情報を確認できる。