グッドサイクルシステム、電子薬歴にRMP参照機能を追加

グッドサイクルシステム(東京・渋谷区)はこのほど、電子薬歴サービス「スマート薬歴 GooCo(グーコ) DX」に、RMP(医薬品リスク管理計画)参照機能を追加したと発表した。

「RMP参照機能」の利用方法
「RMP参照機能」の利用方法

RMP参照機能は、システムのガイド機能でRMPが存在する医薬品に「RMP」ボタンを表示。クリックで該当医薬品のPMDA添付文書関連情報サイトがインターネットブラウザーで開き、ガイド機能の当該薬品に閲覧日が記録される仕組み。

同社によると、新機能を活用することで、2024年度の調剤報酬改定で求められる医薬品リスク管理計画に基づいた薬学的管理の対応で、RMPの情報提供資材の参照を効率的に行えるとしている。

機能は「スマート薬歴 GooCo DX」のほか、EMシステムズの電子・薬歴・レセコン・在庫一体クラウド型薬局向け業務支援システム「MAPs for PHARMACY DX」とクラウド型薬歴システム「スマレキ with Recepty」、ユニケソフトウェアリサーチのレセコン・クラウド薬歴連携システム「レセコンクラウド薬歴連携システム P-CUBE+g」に対応する。

グッドサイクルシステムでは、2024年度の調剤報酬改定で、医薬品リスク管理計画に基づいた薬学的管理への評価で「特定薬剤管理指導加算3」が新設され、薬剤師はRMPの策定が義務付けられている医薬品を患者やその家族などに、RMPの情報提供資材を活用した適正使用や安全性などの十分な指導が求められており、これを受け、薬剤師から電子薬歴システムでRMPの情報提供資材参照機能の要望があったことから、新機能を追加したとしている。