ジェイフロンティア、厚労省の電子処方箋の啓発活動に参画、オンライン診療・服薬指導でPR

ジェイフロンティアは9月1日、厚生労働省の電子処方箋の啓発活動に参画すると発表した。同社のオンライン診療・服薬指導アプリ「SOKUYAKU(ソクヤク)」で、厚労省の電子処方箋のPR活動などを行う。

電子処方箋は、これまで紙で発行していた処方箋を電子化したものを指す。電子処方箋に対応した医療機関・薬局では患者が過去の薬情報の提供に同意することで、複数の医療機関や薬局にまたがる直近の薬情報を医師、歯科医師、薬剤師に共有できるようになる。厚生労働省は2030年までに、おおむね全ての医療機関で電子カルテと一体的に導入させるとの目標を掲げている。

ジェイフロンティアは今回の取り組みで、「SOKUYAKU」のアプリやホームページに厚労省が作成した電子処方箋のバナーを設置し、患者の電子処方箋の認知度を高める。また、医療機関・薬局にもオンライン診療時の電子処方箋の利用を促進する。一方で、厚労省もホームページに「SOKUYAKU」の案内を掲載し、電子処方箋の普及を支援する。