大津赤十字病院、アライドテレシスの仮想化基盤ソリューション導入

大津赤十字病院(滋賀・大津市)

アライドテレシス(東京・品川区)は8月8日、大津赤十字病院(滋賀・大津市)が、同社から仮想化基盤ソリューションを導入したと発表した。

大津赤十字病院は、今回の導入で、サーバー、ストレージ、ネットワークを一体化する、米ニュータニックスの仮想化基盤「Nutanix Cloud Platform (NCP、ニュータニックスクラウドプラットホーム)」と、管理を効率化するツール「Nutanix Prism(ニュータニックスプリズム)」を採用した。

また、仮想化基盤を含むネットワーク全体を24時間365日監視するネットワーク運用監視サービス「Net.Monitor(ネットドットモニター)」を導入。バックアップ体制も強化し、仮想・物理環境に対応した、米ビームのバックアップソリューション「Veeam Backup&Replication(ビームバックアップアンドレプリケーション)」と、既存システムと新システムを統合管理できる監視ツール「Veeam ONE(ビームワン)」を採用した。

ネットワーク構成イメージ図
ネットワーク構成イメージ図

大津赤十字病院は、既存の仮想化基盤の容量がひっ迫し、障害発生時の業務継続性の確保が課題となっていた。さらに、部門システムの増加で運用管理が複雑化していたことから、システムの刷新が必要だった。こうした課題解決で、アライドテレシスから製品とサービスを導入した。

同院では、アライドテレシスの提供するソリューションが、システムを停止させることなく拡張できる点、仮想化基盤とネットワーク両方に対応できる技術力と包括的なサポート体制、仮想化基盤とネットワークの両方を24時間体制で遠隔監視するサービスを評価し、採用を決めたとしている。