ウィーメックス、電子処方箋管理ソフト導入する医療機関・薬局が2万件を突破

ウィーメックス(東京・渋谷区)と子会社のウィーメックス ヘルスケアシステムズ(WHS、東京・品川区)は6月5日、電子処方箋と連携した医療機関・薬局向け電子処方箋管理ソフトウエアの両社累計の導入数が、2万1000件を5日時点で突破したと発表した。

電子処方箋は、厚生労働省が医療DX(デジタルトランスフォーメーション)推進の中核施策の1つに位置づけられており、全国の医療機関や薬局で導入が進んでいる。

ウィーメックスとWHSは、現場でのスムーズな運用支援、全国180を超えるサービス拠点で電子処方箋管理ソフトの現場への導入から定着まで一貫したサポートを行うことで、2万1000件以上の実績を実現したという。

ウィーメックスによると、2万1000件は厚生労働省の「医療機関・薬局における電子処方箋の導入状況(2025年5月25日時点)」を基に計算すると、6万8705の運用開始施設数の約31%に相当するという。

同社では、厚生労働省が実施する「電子処方箋管理サービス導入支援事業」で、補助金の申請期限が9月末まで延長されたことで、今後さらに導入の動きが加速すると見込んでいる。