ユカリア、群馬の善衆会病院が医療従事向けベッドサイド情報端末の新機種を導入
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「ユカリアタッチウィズ」(利用イメージ)
ユカリアは2月4日、善衆会病院(群馬・前橋市)が医療従事者向けベッドサイド情報端末「ユカリアタッチウィズ」を導入し、2024年12月17日から運用を開始したと発表した。
「ユカリアタッチウィズ」は、電子カルテと連動し、入院患者のベッドサイドに設置する情報端末「ユカリアタッチ」のアップデートとデザインの全面リニューアルを行い、使いやすさをさらに追求した新機種。
患者の安静度や食事制限など、医療や看護上の個別注意事項をイラスト記号で表示する「ピクトグラム」をリニューアルした。また、体温計や血圧計などのNFC(近距離無線通信)式測定器を使ったバイタル測定器連携機能に入力可能な項目を追加した。
善衆会病院は、整形外科、泌尿器科を中心とした急性期医療に加え、地域密着型の医療と介護のための訪問診療、居宅介護支援事業などの機能を備える地域の中核病院。整形外科領域では、スポーツ医学研究施設を併設し、四肢関節のスポーツ障害の手術と人工関節手術を行っている。
同院では、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進する。その一環で「ユカリアタッチ」の初期の企画構想段階から連携し、2016年5月に導入と運用を開始。「ユカリアタッチ」の利用が一定期間を経過したことから、今回、新システム更新した。