データインデックス、医薬品情報を比較可能な薬剤師向け無料ウェブサービスの提携開始
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医薬品情報データベースのデータインデックス(東京・港区)は1月20日、薬剤師などの医療従事者向けに、医薬品情報の比較・参照のウェブサービス「くすりすと」の提供を開始したと発表した。利用料は無料。
「くすりすと」は、薬剤師などの医療従事者が効率的に医薬品情報を比較できる無料のウェブサービス。医薬品の分類、薬価、適応症、重大な副作用、禁忌病名、肝・腎排せつ型、主な代謝酵素、半減期、運転注意、粉砕可否など20種類以上の項目で、医薬品の情報を比較や参照できる。医療用医薬品の情報は、約1万8000品目を格納した。
データインデックスによれば、薬剤師などの医療従事者の業務では「特定の薬効を持つ医薬品の一覧」や「複数の医薬品情報の比較」に高いニーズがある一方、電子薬歴や電子カルテで、こうしたニーズを満たすのは難しいケースが少なくないという。そこで、同社では、このニーズに応えるために、自社のデータベースを基にサービスをリリースしたとしている。