4DIN、臨床情報分析支援プラットホームの導入が15施設を突破

臨床情報分析支援の4DIN(フォーディン、東京・港区)は1月20日、臨床情報分析支援プラットホーム「SIMPRESEARCH(シンプリサーチ)」の導入施設数が15施設を突破したと発表した。

「SIMPRESEARCH」は、研究者やデータ利活用者を対象にしたクラウドベースの臨床情報分析支援プラットホーム。医療ビッグデータを直感的に分析できるユーザーが使いやすいインターフェースと、統計解析ソフトウエアを使った高度な解析をクラウド上で実現した。

「SIMPRESEARCH」の画面イメージ
「SIMPRESEARCH」の画面イメージ

フォーディンでは施設数が拡大したことで、大学病院を中心とした導入医療機関とデータ利用者を結ぶネットワーク「4DIN Research Network」でアクセス可能な患者数は数千万人規模となると見込む。そのため、患者データの増加で共同研究の論文作成、臨床試験・臨床研究のフィージビリティ(治験開始前)調査、候補患者スクリーニングなど、プロトコル(手順)の精緻化や実施期間短縮が期待できるとしている。