Alafia、AI対応の医療用パーソナルスーパーコンピューター発売

医療用パーソナルスーパーコンピューター「AIVAS」

米コンピューターメーカーのAlafia Ai(アラフィアエーアイ、フロリダ州)は、医療分野のAI(人工知能)アプリケーション開発や導入に対応するパーソナルスーパーコンピューター「AIVAS(アイバス)」の提供を開始したと発表した。

128コアと256の並列パケット処理技術の「SIMD」を採用したCPU(中央演算処理装置)、米エヌビディアのGPU4台、2TBのユニファイドシステムメモリを搭載。1秒間に1000兆回以上の演算が可能で、クラウドAI(人工知能)サーバー2台分に匹敵する処理能力を備えるとしている。

AIを活用した皮質再構成からPET(陽電子放射断層撮影)検査の画像再構成などの用途を想定。1,000を超える医療ソフトウエアが検証済みで、CT(コンピューター断層撮影)やMRI(磁気共鳴画像)検査でリアルタイムのデータの可視化や処理も行える。