ウィーメックスとWHS、電子処方箋管理ソフト導入数が1万件を突破

PHCホールディングス(東京・千代田区)傘下のウィーメックス(東京・渋谷区)と、その子会社のウィーメックスヘルスケアシステムズ(WHS、東京・品川区)は8月22日、電子処方箋と連携する医療機関・薬局向け電子処方箋管理ソフトウエアの導入数が、両社累計で1万件を突破したと発表した。

電子処方箋は、処方箋を紙ではなくデジタルデータで運用する仕組みで、2023年1月に運用を開始。ウィーメックスでは、2023年1月の電子処方箋運用開始に先駆けて実施された、厚生労働省主導のモデル事業で4地域の運用を支援するなど、電子処方箋の普及に取り組んできた。

2社は、2024年度の診療報酬改定で「医療DX推進体制整備加算」が新設され、2024年10月以降はさらに加算点数が上がることを受け、電子処方箋の導入が、さらに加速すると見込んでいる。