Arteryex、PHR「パシャっとカルテ」の家族連携で招待コード廃止など機能を強化

医療情報プラットホーム事業などのArteryex(アーテリックス、東京・千代田区)は12月12日、PHR(パーソナル・ヘルス・レコード)アプリ「パシャっとカルテ」で、家族連携機能の改善と新機能の追加を実施したと発表した。

機能改善は、既存ユーザー同士の連携で、これまで必要だった「招待コードの入力」を廃止し、URLを発行して送付する仕様に変更した。家族連携画面から、連携用のURLを発行し、メールやLINEなど、任意の方法で発行したURLを送信。連携を希望するアカウントでログインしている端末でURLを開けば、連携が完了する。

新機能は「仮アカウント作成機能」を追加した。メールアドレスを持たない子供や高齢の家族などの情報を、代理で「パシャっとカルテ」に仮アカウントを作成することで、医療データを一元管理と運用が行える。連携時は編集権限のオン・オフの設定が可能で、情報管理の範囲を柔軟に調整できる。

アーテリックスでは、「パシャっとカルテ」で、最大4名まで利用可能な「家族プラン」の新設など、世帯単位で健康管理が可能な機能拡充を進めている。今回の機能改善と新機能の追加は、家族向けプランの利用時に、スムーズでストレスなく連携と運用ができる環境整備を目的に実施したとしている。