asken、AI食事管理アプリで食事内容共有機能を追加、AI画像解析の精度も向上

AI食事管理アプリ「あすけん」

asken(東京・新宿区)は5月29日、AI(人工知能)を使った食事管理アプリ「あすけん」で、新機能「食べたもの共有機能」を公開し、アプリに搭載する「AI画像解析機能」の画像解析の解析精度を従来比で25%向上させたと発表した。

「あすけん」は、食事画像やバーコードを読み取るだけで、食べた食事のカロリーや栄養素を表示し、ユーザーが自分に合った目標摂取エネルギーや栄養素の過不足を把握できるAI食事管理アプリ。管理栄養士が監修した食事内容のフィードバックや食生活のアドバイスを受けることもできる。

食べたもの共有機能概要
食べたもの共有機能の概要

「AI画像解析機能」は食事の写真を撮るだけで、AIが自動で画像を解析し、食事メニューを判定する機能

AI画像解析 解析精度向
AI画像解析の解析精度向の概要

askenでは、解析精度向上に向けた取り組みで「みんなの写真で精度向上!あすけんSHOTプロジェクト」を2024年12月から開始し、プロジェクトを通じて得たユーザーの食事画像データから、アルゴリズムを最適化した新しい画像解析エンジンを開発。

その後、約4カ月間のテストとチューニングを行うことで、解析精度をこれまでよりも25%向上させた。さらに、市販食品の場合、食事写真から文字やロゴ情報を認識し、店名や商品名まで解析できるメニュー件数が増加した。